介護保険の自己負担はどう変わっていくのか人ごとではない‎現実

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私達の見えないところで物事は悪い方向に進んでいるように見えます。互いに支えあうそんな「生温い」言葉は薄れていくように感じます。

あと、十年経てば介護保険料を支払い、二十年、三十年経てば介護を受ける側に回る可能性もあります。4月から介護報酬が2.27%引き下げられたり、2015年8月の介護保険改正では、経済的に余力がある人に介護サービス費用の自己負担割合が所得に応じて1割から2割へと引き上げられています。

さらに財務省が介護保険の自己負担2割を提案 2016年末までに結論を出そうとしています。これは65~74歳の人は原則2割負担とした案です。その他にも要介護の軽い人や、福祉用具・住宅改修の価格見直し、原則自己負担化などが議論されているそうです。

信じがたいが、自己負担率の低さに障害者の負担も議論されているようだ。内容にもよるけど、本当に眉を顰めてしまう。

医療、介護、年金、などのサービスに可能な限り、甘えないでください、頼らないでください。そんな風に感じるのは私だけだろうか?

日本の財政が厳しい状況だということは分かっている。毎年のように赤字という削られないといけない脂肪がたまる、そんな状態です。今は国の借金は1000兆円になっているそうだ。これからも老人にかかる費用が増えることを考えると仕方のないことだと、思う反面、経済的に恵まれないものや躓いたものに優しい制度にして欲しい。

いつかお世話になるかもしれない「介護」について、自己負担はどう変わっていくのか考えていきたいです。

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国にお金が足りないから介護保険の自己負担が増える

現在、介護の必要なお年寄りの数は600万人。今は後期高齢者が4人に1人になってる。。

2022年には団塊世代が75歳に達し、介護を必要とする人達がますます増えることが予想されています。昭和の時代なら家族みんなで支え合っていたと言われていましたが、そんな時代は過ぎ去り、とうの昔の話らしい。

そもそも介護保険の負担の仕組みが始まったのは、家族で支えあうことが困難になってきたから、15年前に介護保険制度が出来たというワケです。しかし、これも限界に来ていることが、介護保険制度の見直しから読むことができます。

高齢化で介護サービスのドンドン利用者が増えて、介護保険で補えないからお金が足りない。皆さん申し訳ないけど、自己負担を増やしますよ。そんな切羽詰まった状況なんだろう。

少子高齢化でなければと、考えてしまう。そんな事を考えても無意味なので、これからますます介護サービスの利用を制限されるような見直しが進められると思うんです。

介護保険制度を利用した際に支払う負担

さて、介護保険制度の話だ。私が介護保険料を納める年齢になった時や、介護が必要な状態になったと、考えただけで鬱になりそうだが「ちょいと心を入れ替えて」介護保険の現状を見ていこう。

特別養護老人ホーム、在宅の身体介護や生活援助などの費用は国が細かく決めています。

例えば、私がお年寄りになり、介護が必要になった時に特別養護老人ホームに一日預かってもらう介護サービス利用します。その費用は要介護度に応じて一日9000円、一万円など明確に決められているようです。

施設利用だけでなく、訪問介護の利用だったらお風呂、トイレなど身体のサポート利用を1時間利用したら、4000円ぐらい費用がかかり、要介護度が低くお風呂、トイレは自分でできるけど、掃除、洗濯が上手くできない、助けがいるという場合は、身の回りの世話の料金は低くなっています。

特別養護老人ホーム 利用料金表を参考にしました。

このことを「介護報酬」と言います。利用者本人は、この利用料金表に記載されている、一割、二割のお金を自己負担します。単純に計算すると、施設だと1000円の自己負担、訪問介護なら500円ぐらいになりますね。

こうした、自己負担が少ない理由は私たちの収めている市区町村や国に収める税金、40歳から支払う介護保険料で賄われています。

ちなみに40代後半の母親は年間2万円弱、70歳のおばあちゃんは年間7万円ぐらい介護保険料を支払っているようです。

人手不足で介護が受けれない、介護のために仕事を辞めざるを得ない

施設を運営している事業主について、構造的な問題もあるようですが、最近では介護報酬削減で介護サービスの低下も危惧されています。

4月から介護報酬が引き下げられましたが、施設管理費用やヘルパーなど介護職員の労働力不足に拍車がかかるなど、行き先が不透明なことばかり、働く側の処遇改善が良くならないだろうと言われています。

赤字経営でぎりぎりなところ、お金のやりくりをしていた施設側の収入が減れば、人材の確保や、介護施設の維持もおぼつか無くなる事が考えられますね。まともない施設管理費用がなければ、建物はボロボロ、人がいないから介護者の利用を断る。皆さん自助努力で頑張ってくださいと言われているような気がします。

つまり、近い将来、両親が施設利用や訪問介護が必要になっても人材や施設が足りない、頻繁に利用できないから、自宅で私が毎日のように両親の面倒見なければいけない事態も考えられます。本当に十年後どうなるかわからない、職員側でなくても決して他人事ではないという実感を持っている。

さらに現在も特別養護老人ホームに入りたいけど、空きがない順番待ちの方が52万人になっているという。入所希望を申請してもすぐに入所できない、待っている間に辞めざるを得なくなった人も多いと思うんです。

正確な未来予測は無理でも、だいたいの方向性を決めて「介護報酬」を削っちゃおう、自己負担を増やそうととか、これからも重ねていくだろうということは予測できる。

みんなが家族いるわけじゃありませんし、お金に余裕がある人達も少なくなっていくかもしれない。私が75歳以上になった未来を想像したら、今よりさらに事態が悪化している可能性もある。果たしてこれから先、大丈夫?と、老後を心配するばかりである。

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